関西国際空港は、中部国際空港と並んで利用する事が多い空港です。LCCを常用するのですが、出発は概ね早朝の時間帯が多い為、前日に大阪入りして翌朝一番の移動で空港に向かう行程になります。なんばを基点に移動をするのですが、関西国際空港への主な移動手段には電車とバスの2つがあり、今回は電車移動でのレポートです。
南海電鉄 早朝の空港急行 始発は5:15難波発
関西国際空港への電車は南海電鉄とJRが乗り入れていますが、なんばからですとやはり南海電鉄が主でしょうかね。難波を出発する始発電車は急行便で5:15発です。関空到着は5:58とまだ夜も明けていない時間帯に到着する事ができます。始発からのダイヤの一部を調べてみましたので一部ご案内しておきます(2018年8月20日調)。
難波発 | 関空着 | 料金 | |
南海線空港急行 | 5:15 | 5:58 | 920円 |
南海線空港急行 | 5:28 | 6:15 | 920円 |
南海線空港急行 | 5:45 | 6:28 | 920円 |
南海特急ラピートα1号 | 6:00 | 6:35 | 1,430円 |
南海電鉄に限って言えば、始発から1時間あまりで4本の選択肢があります。内6:00発の便は特急のラピートになりますので別途指定席券(510円)が必要です。所要時間は急行で43~47分程度、特急で35分ですので、やはり料金分特急の速達性が光っていますね。ただし、今回のように飛行機のフライトに合わせての移動ですとなるべく早く到着しているほうが安心ですので、当方はいつも始発の5:15発か、次の5:28発の急行で移動しています。料金も無駄にかかりませんしね。
本レポート作成時のダイヤですので、ご利用をご検討の際は必ず直前でダイヤをお調べになってください。変更などもあるでしょうから。→南海電鉄ダイヤ検索はこちら
そしてこの時も始発電車に乗るべく南海のなんば駅に早朝から出向きました。
大阪屈指の繁華街であるなんばも早朝は静けさがただよってますね。南海のホームはタカシマヤ大阪店と建物を一つにしていますので、マルイの道向から中に入っていけます。そしてそのまま改札に向かいました。
南海電鉄 早朝の空港急行 に乗車していざ関空へ
基点の駅である難波は各方面に向けたホームが縦に整然とならんでいます。日本の駅は通過型が多いので、こういった形の駅はちょっと雰囲気があって好きです。特に地方だと、どうしても通過型の駅がほとんどなので、大都市圏にあるこういった形のホームは地方出身の当方からすると旅情を特に感じてしまったります。
そして5:28発の空港急行が入線してきました。
この時は乗客の方もそれなりにいたので車内を撮影する事ができませんでしたが、確か記憶をたどると座席はロングシートタイプだったかと(すみません、乗車から半年経ってレポートをまとめてしまっているので。。。汗)
長時間の移動にはちょっと厳しいですが、空港までは1時間もかからないこの行程ですので特に個人的には問題なしですね。余裕を持って移動する場合はやはり、ラピートを利用されるのが快適かと思います。時間的に余裕があればそういった選択肢も十分に検討していくことができますよ。
関西空港駅に到着
そして電車にゆられること47分あまりで関西空港駅に到着しました。なんばを出てから停車駅で空港へ向かわれる方が結構乗車してきましたので、関空到着時にはけっこうな乗客数になっていましたね。始発から乗車していたおかげで終始座っての移動ができたのはありがたい限りでした。
ホームから改札に向かうエスカレーターはご覧のとおりの混雑です。どこの空港線も主要空港では同じような光景を目にするなーとか思ってしまいますよね。また空港利用されるということは荷物が皆さん(当方もです)それなりに大きいので一層混雑感を感じたりもします。
そしてエスカレーターをあがり改札を通って空港ターミナルへ。関空は改札を出るとすぐにT1ですが、LCCのターミナルであるT2はそこからさらにシャトルバスなどでの移動がありますので、時間には余裕を持って移動しましょう。
それではみなさま、関空を利用される際、なんばからは南海電鉄での移動など是非ご参考下さい。また、別の移動手段として、OCAT(難波にあります)からの直行バスのレポートも別記事(「関空直行バスを利用して難波OCATから関空へ」)にてご紹介してますのでそちらも合わせてご参考になってください。
それではー。
地図
行程
- 乗車日:2017年11月15日
- 区間:難波→関西空港
- 運賃:920円
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