2度目の剣淵jへの訪問。移動手段はJRに限られるのですが、ディーゼルワンマンの車両には旅情が詰まっているので、今回も楽しみにしていました。
旭川⇔剣淵の往復だったのですが、往路は普通、復路は「快速なよろ」といった具合です。まだまだ国内のJR路線には、ディーゼル運行区間が存在してますが、普段の生活ではなかなか乗車する機会がなくなってきましたので、出張先でのこういった利用機会に恵まれた時は心が躍るんです。
発車時刻直前でのかけこみ乗車だったこともあり、事前に写真に収める事ができなかったのですが、旭川から剣淵に向かう道中の景色を眺めていると、遠くの山がまだ雪に覆われている事に気づきました。初夏の気候にはなったものの、そこはやはり道北地域に来たことを実感させてくれます。
約1時間弱の乗車でしたが、のんびりとした移動時間は、個人的には至福の時間でしたね。
他の乗客の方も、足を上げてリラックスです♬
そして約2年ぶりの剣淵ですが、そこには前と変わらない風景が拡がっていました。
このホームの感じがまた良いんですよね。
剣淵より北には、営業では伺った事がないので、ここが当方の現在の営業北限になってます。もう少し北上すれば、士別、名寄とあるのですが、なかなか訪れる機会がないんですよね。
剣淵での滞在時間は約1時間強と実はあまり時間的に余裕がありませんでした。前回訪問した時は、列車に乗り遅れてしまったこともあり、剣淵の代名詞ともいえる「絵本の館」などに訪れたものです。また、商業的な施設や店舗は駅周辺にはないのですが、食べ物といえば「ごとう燻製」が有名。是非、この地域まで足を延ばした際には立ち寄って欲しいところです。
剣淵到着時に上りの「快速なよろ」がきましたので、発車の動画を撮影しました↓
そして、あっという間に帰路に就く時間に。到着した時には気づかなかったのですが、駅のすぐわきに大きな小高く白い丘がある事に気づきました。
なんだかわかります?
これ雪なんです!!除雪して積み上げたものの残りなのかまだまだ中々の量が残っていました。この日は気温もかなり上昇していましたが、北海道はやはり湿度が低いため、朝晩はまだまだ冷え込んでいました。梅雨頃まで残るのかもしれませんね。ちなみに、以前は梅雨がないと言われていた北海道も現在は「蝦夷梅雨」なる言葉があるようで、それなりに雨が降るようです。これも時代が変わっていることなんでしょうね。
復路は「快速なよろ」に乗車でした。多少早く旭川に到着する事ができます。車中では、乗車前に何とか購入できた燻製を頂きながら移動。出張中でしたが、ささやかに旅情を楽しんでしまいましたw
画像ではわかりづらいのですが、ワンマン列車ならではの料金表示の電光板があります。路線バスなんかによく付いているやつです。結構な金額になっている数字もあり、北海道の大きさを感じることができるポイントです。
快速列車も基本的には普通車と同じ車両を使っているようでしたが、「快速なよろ」は表示が「快速ワンマン」になっていました。
JR北海道は昨今、路線廃止の話が多く聞こえてきていますが、できるだけ維持をしていただける事を切に願うばかりです。本州では味わえない旅情がまだまだ詰まっていると思うので、今後もできる限り機会を創って利用させていただきたいと思います!みなさんも北海道に出向かれた際は機会を見て在来線を利用してみて下さい。中々の旅情を味わえるかもですよ!
関連リンク