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リゾートビューふるさと 観光列車 に思いがけず乗車

松本から長野に今回も移動を行ったのですが、日曜日ということで高速バスは今回も利用できず、JR在来線で移動しようと松本駅に向かったところ、 リゾートビューふるさと 観光列車 というものがある事を知り思いがけず乗車する事ができました!

 

 

 

快適で余裕のある車輌

リゾートトレインというだけあり、窓は大きく撮られている為景色を堪能するにはとても良い感じです。また、全席指定となっているのでもちろんデッキで立ちっぱなしなどの心配もありません。そのシート周りの装備は通常の車輌と比べてとても余裕のある作りで、少々もてあますくらいでした。

 

 

このリゾートビューに使用されている車輌はディーゼルハイブリッドシステムが採用されているようで、リチウムイオン蓄電池が組み合わせられています。こんな電車(この場合は汽車ですかね)があることをはじめて知りましたが、ついに電車(汽車)にもハイブリッドの波がきていたのにも驚きました。

 

車内は前述のとおりの余裕のある座席周りの構成です。

 

 

シートピッチがとにかくとられていてニークリアランスなどは気にする必要がないほどです。日本人の通常体格の方だとまず問題にならず逆にちょっと広すぎる感じでしょうか。そして肘掛からの折りたたみのテーブルと、前席のシートバックに設置されているテーブルも用意されていてこれまた充実です。

 

 

そして2両編成の車輌には、前後に展望スペースが設けられています。

 

 

車内の他付帯施設としては、トイレと洗面台といった感じですが、リゾートアテンダントと呼ばれる乗務員の方が車内アナウンスをして下さるので、これはやはり観光列車だと気分が昂ぶります。

 

 

リゾートビューふるさと 観光列車 は指定席券のみ追加

このリゾートビューふるさとは快速扱いで乗車には指定席券のみで利用できます。これはちょっとびっくりで嬉しいサプライズでした。運賃と指定席券を合わせて松本→長野間で1,660円とお徳感があります。ちなみに同区間を特急しなので利用した場合、2,320円(自由席利用)となっています。

 

 

特急しなのだと所用時間が約50分、このリゾートビューふるさとで65分と15分の差がありますが特に急いでなければそんなに気にならないくらいでした。

 

 

 

 

それでは今回の行程を時系列でレポートしていきます。姨捨駅からの車窓がやはりの一番の見所でしたね!

 

松本駅を出発

時刻は夕方にさしかかり、ちょっと空色も夕焼け色になり始めたころに松本駅から出発です。この日は3連休の中日ということもあって松本市内も松本駅もなかなかの人手でした。

 

 

チケットを購入して改札をぬけホームに向かいます。

 

 

今回乗車便は臨時だったようですね。長野と南小谷間で運行されているわけですが、この日は3連休対応だったのでしょう。いずれにしてもありがたい限りです。本来はこの少し前の在来線で長野に向かう予定だったのですが、少し移動が押してしまって特急しなのを利用しようと思ったのですが、まさかの同便に出会うことができましたので♪

 

 

ホームに下りるとすでに車輌が入線してましたので、早速指定席に向かいます。

 

 

荷物が大きい為、みどりの窓口の方に相談すると、一人がけの席を案内いただきました。車イスの方などが乗車した際に対応できるスペースのようですが、直前のチケット購入だったので、大丈夫とのことで利用させていただくことに。

 

 

席の後ろのスペースにケースを入れ込んでいざ長野に向けて出発です。

 

 

出発時はまだ明るかったですが、じょじょに日も暮れて、ふるさとの最大の見せ場である、日本三大車窓の姨捨駅に到着する頃にはすっかりと夜になっていました。

 

日本三大車窓 姨捨駅から善光寺平の夜景を

この日、姨捨駅に到着したのは18:10頃でした。姨捨駅で停車し、スイッチバック式の独特の駅を出発したら車内が消灯されて、車窓からのひとときの夜景を楽しむ事ができました。

 

 

完全に消灯されるわけではないので、位置によっては窓に照明が映りこんでしまってましたが、消灯しない状態と比べるととても鮮明に夜景を眺めることができたと思います。

 

 

スマートフォンでの画像だと少しわかりづらいですが、それでも見事な夜景でしたね。これを車窓から眺めることができるのはさすがの日本三大車窓だと感心しました。

 

そして姨捨駅を出発して約20分で長野に到着です。

 

長野駅には少し送れて到着

途中、特急列車の通過待ちなどで少し遅れての到着です。いつもはしなのか在来線で到着する長野駅ですが、今回はまさかの観光列車での到着ということで幾分気分が高揚した旅路でした。

 

 

アテンダントの方が車外でお見送りをしてくれるのも嬉しいですよね♪ 通常は便数が上下一便となっているようですので、ご興味のある方は公式サイトでご確認になってみて下さい。

 

 

まだまだ長野への移動手段にも知らない方法(車輌)などがあるかもしれないので、次の機会には色々調べてみたうえで移動を楽しんでいきたいと思います。ちなみに長野駅発で姨捨駅まで運行のナイトビュー姨捨という便もありますのでそちらもご参考になってみてはいかがでしょう。

 

 

それではー。

 

 

 

 

 

地図

行程

 

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