Traverse

太平洋フェリーきそ S寝台

 

今回はかなり久しぶりに名古屋港から仙台に向けての乗船となりました。また、乗船した船は個人的に好きな「きそ」であり、これによって船旅の楽しみが一層増すというものです。船室等級はS寝台を選択。いつもはB寝台が多いのですが、早めに予約したことで半額で手配することができました。S寝台は「いしかり」にもあるのですが、実は船によってちょっとした違いがあることがわかったことが収穫です。

 

名古屋港フェリーターミナルまでは、名鉄バスセンターからの直行バスを利用(「名古屋港フェリーターミナル直行バス」もご参考ください)。あおなみ線→バスという手段もあるのですが、乗り換えなしというのが良いですよね。

名古屋港につくとこれから乗船する「きそ」の大きな船体が目に飛び込んできました。

 

 

名古屋港のターミナルからの眺めは船体後部から眺める形なんですが、なんか良いですよね。大きさもよくわかります。

フェリーターミナル内にも売店などがあるのですが、すでに閉まっていましたので、乗船手続きを終えた後は足早に乗り込むことに。ボーディングブリッジを通っての乗船ですが、名古屋港のボーディングブリッジには注意点があります。なんと途中で階段があるんですよね。大きな荷物ですとこれが結構大変だったりしますので乗船の際は注意が必要ですね。車イスの方などはこの階段もですが、傾斜なども気をつけないといけないかと。

そんなボーディングブリッジを通って乗船した後は船室へ荷物を置きに向かいます。

 

 

今回はS寝台ということで、B寝台とは別の区画ですね。

 

 

B寝台の良いところは区画に一つほど外が見られる小窓があったことかもしれません。S寝台は船体内側の区画なので、船室からは外の様子を伺うことができないのが少し残念でした。通路を通って船室に入ります。

 

 

冒頭で少し触れましたが、いしかりとは少し違う点がきそにはありました。それは、ベッド下の収納の高さです。画像で見て頂いたとおり、当方の104Lのリモワがすっぽり収まっています。いしかりは、高さが足りず収納できないんですよ。前回、いしかりに乗船した際は結局、ベッドの前に立てて置いたのをよく覚えています。ちょっとしたことですが、こういった点でさらに、きそが好きになりました。

荷物を整理後は恒例の船内散策を。

 

 

やはりきそは良いです!内装のあたたかみがとても落ち着きます!しばらくして出港時刻になったので、デッキにて様子を眺めてみました。

 

 

名古屋港フェリーターミナルを出港すると、すぐに名港トリトンをくぐります。これは船に乗らないと体験できないアングルなので、動画を是非ご覧ください。

 

 

出港後はプロムナードにて作業に没頭しましたが、ラウンジショーは気分転換に見てみました。この日は民謡?バンドですかね。楽しく観覧させていただきました。長い船旅ですが、太平洋フェリーのこういった娯楽の多さはありがたいです、いつも飽きることなく楽しむことができます。

 

 

この日は早めに就寝し、明日の朝に早く起きることに。

 

 

翌朝の起床時間はなんと5:30(驚 自分でもびっくりですが、これには目的があります。実は、これまで何回も乗船しているのですが、船上での朝日を体験したことがなかったのです。今回こそ体験してやろうと考え、早朝起床を敢行したのでした。

 

 

房総半島沖あたりですね。ちょうど東から太陽が昇ってくることを考えるとよさそうです。デッキに出てみると明るくはなってきてましたが、まだうっすらといった感じ。

 

 

水平線上には雲があったので、朝日が昇ってくるところは見る事ができなかったのですが、40分位デッキにて風にあたりながら空を眺め続けていると、なかなかの景観を見ることができました。

 

 

これはこれでキレイですよね。雲の隙間からの光がなんともいえません。

 

 

お天気次第ですが、次回も早朝チャレンジで狙ってみます!

 

仙台港への入港時刻は16時頃のため、この日の半分は船上での作業&リラックスタイムです。これが意外と作業もはかどるんですよね。環境って大事です♪

 

 

入港時刻も近づいてくると今回の乗船、最後のトピックス、いしかりとの離合ランデブータイムがやって参りました!進行方向左側にいしかりが通りすぎていきます。天気も良かったのでみなさんデッキにて離合の瞬間を楽しんでいました。

 

 

動画ではなくあえて撮影したのですが、思ったより近いんですよ。肉眼で見るともっと近く見えます。しっかりと堪能させていただきました。

 

このイベントが終わると、仙台港への入港まではそんなにありません。身支度を整えて入港下船を待つことに。

 

 

ツアーの方が多かったようでにぎわっていた今回の船旅もいよいよ終わりですが、個人的にはここから出張先での営業がまっていたので始まりという不思議な感覚。リラックスタイムでやる気もみなぎり仙台に上陸していきました!

 

 

仙台港フェリーターミナルからの船体の眺めは名古屋港フェリーターミナルとは逆で船体正面を眺めることができます。きそに別れを告げてここから仙台市内の営業先に足早に向かいました。

この出張の復路も太平洋フェリーさんを利用したのですが、同じくS寝台だったので、来年あたりは1等船室あたりを利用してみたいものです。

みなさま是非、ご参考ください。

 

 

地図

 

 

行程

 

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