富山への営業の帰路、富山市内から国道41号線を使って移動することに。岐阜県飛騨市内に入ると、有名な神岡鉱山(現在は神岡鉱業として操業されているようです)があることは知っていたので、通りすがりに一目みておこうと。
神岡鉱山は日本の近現代の工業に大きな役割を果たした、産業遺構といっても良いのかもしれません。当時大きく問題になった、公害などについても考えさせられる点は多いでしょう。
富山市内からは41号線をひたすら走っていくだけです。所用時間は1時間もあればといったとこでしょうか。
富山市からの移動ルートは北アルプスの山岳地帯の脇を通過していくこともあり、標高がグングンあがっていきます。高原川沿いの道は走っていて気持ちよいので、夏などはちょうど良いドライブコースかもしれません。
ひたすらに41号線を走っていくと、神岡鉱業が左手に見えてきます。
現在は、鉱山としての操業は終えているようですが、この渓谷の土地にこの存在感は異彩を放っていますね。現在は、廃墟マニアや工場マニアの方に人気のスポットらしいです。
川越しでの画像なのでわかりづらいですが、山肌に沿う形で工場施設郡がならんでいます。肉眼でみたほうがスケールがよくわかります。
工場周辺には町があります。最盛期にはかなり多くの方が居住されていたとのことですが、現在は約半分弱程度くらいらしいですね。(Wikipedia参照)
鉱山としての役割から、現在では、かのスーパーカミオカンデが設置されているなど、文化、研究の要衝としての役割で注目されているのですが、近代から現代にいたるまでの、鉱山の功罪についての歴史も知っておく必要があるかもしれませんね。
岐阜方面、富山方面問わず、41号線をドライブされる際は、そんな事を頭にとめつつ個現在の工場群を見てみるのもおススメです。ちなみに駐車場のようなスペースはなく、路肩の停車スペースのみですので、くれぐれも交通の邪魔にならないように配慮して見ましょう。
地図
行程
- 訪問日 : 2016年10月14日