Traverse

知床ネイチャークルーズ でマッコウクジラに出会えた!

 

2014年9月に思いたって、知床までいってきました。目的はずばり「ホウェールウォッチング」です。みなさん、クジラといえば、南のほうばかり考えますよね。実は、ここ北海道でもくじらがみられるのです!しかも「マッコウクジラ」。ダイオウイカと戦うといわれている、あのマッコウです。

 

 

沖縄でよくいわれているクジラは「ザトウクジラ」なので、違う種のクジラが見られることになります。季節は8~10月頃が良いみたいですね。

知床は羅臼から観光船が出ている事を調べ、その中でもブログなどで事前に調べた、「知床ネイチャークルーズ」さんにお世話になることに。

 

 

これはエバーグリーン号。この出で立ち素敵です。クジラを観るという心が浮き立ちますね。

 

そして船に乗り込みいざ出航。

 

 

羅臼港の漁船を横目に、クジラを求めて!いざ出航!!テンションこの時MAX!!!

 

 

 

ちなみにライフジャケットを着用するのですが、丁度わたされたのが、ZIPなどの週録があったのでしょうか、サインでびっしり埋め尽くされたジャケットでした。

 

 

このライフジャケットにもかかれてますが、春先から夏までは「シャチ」に会う確率も高いようです。これもまた魅力的ですね。知床はウトロ側の観光が目立ってますが、世界遺産に登録された本質は「多様な生態系」にあるのです。(船長さんから教えていただきました。)海洋生物のみならず、陸上から、鳥類まで実に様々な動物たちがこの地域で生活を営んでいます。

この時期はマッコウクジラでしたが、冬の厳冬期になると、鳥類を求めてカメラマンさん達が訪れるようですよ。

 

 

そして出航から約30分たったころ…

 

 

エバーグリーン号が猛然とダッシュを始めました!

他の観光船からのクジラ目撃情報が入り現場に急行です!少し距離があるとのことだったので、その場にとどまってくれることを願いつつ、その時をまちます。

 

 

そして、、、いたーー!ブローが肉眼ではっきりと見えます!!!

 

 

この時2頭いたようです。マッコウクジラは浮上して海面近くに5分程度いるそうで、しっかりと息継ぎをしたら一気に数百メートルまで潜航して、それを繰り返すそうなんです。私たちが肉眼でみられるのは、その浮上しているとこなんですね。

 

 

そして潜航時に尾びれをぐっとまげて勢いよく潜っていきました!

 

いやーもう感激です。こんなに間近の自然で、こんなに質量の大きな生き物を目にすることができるなんてそうそうないですよね。しかもこれ、日本国内なんですよ!

 

そしてその後も、目撃情報は続き、この日5~6頭のマッコウクジラ肉眼で拝めることができました。

 

 

 

時によっては一頭にも会えない事も珍しくないそうで、毎年チャレンジされてやっとみられる方もいるとの事。とても幸運な時間だったのをありがたく噛みしめました。

 

 

帰路は船室で、船長さんやスタッフさんとお話ししながらのまったりとした時間を。

 

帰り際に船の遥か彼方をのぞむと、そこに島影が、、、

 

 

これ、国後島です。こんなに近くにあるんです。お話しを聞くと、実は国後島は沖縄本島よりも大きいとの事。これは以外な情報でした。イメージだけだとそこまで大きくない印象だったのですが、いわれてみた後に地図で確認すると、確かに大きいです。様々な課題があるのは承知してますが、いつの日か国後島に渡れる日がくると良いなと、切に願いながらの時間になりました。

 

そんなこんなで約2~3時間の素敵なひとときでしたが、大満足でした。おいそれと来ることはできないですが、またいつの日か再度、羅臼に訪れてこの感動を再び味わいたいと思います。

 

 

羅臼の海のブルーはその深い青みから羅臼ブルーと呼ばれていました。南の海とまた違う海の表情も旅情を感じることができるのでおススメです。

 

地図

 

 

行程

関連リンク