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日本仏教の根源 善光寺 / 一度ならず何度も詣でてたりします。

 

長野市へは年に1~2回程度これまで出張で訪問をしてきました。本年より、年2回の定期訪問となったので、今後も長野には馴染みが深くなってきたら良いなとか思っていたりします。

 

 

 

 

善光寺の参道はまっすぐ長野駅方面に向けて伸びているので、比較的わかりやすいですかね。歩いてもいけますが、坂道の為、体調などを鑑みて移動手段は考えたほうが良いです。路線バスも善光寺方面に向けて頻繁に出てますから、移動手段には事欠かないかと。

 

当方はいつもぶらぶら歩いて参道をあがっていっているので、このときもゆっくりと歩いて詣でてみました。

 

 

坂道がけっこう続くのですがなかなか風情があって何度歩いても飽きませんねぇ。石畳なんかが良い感じです。アスファルトでは趣きがまた違うことでしょう。

 

 

はい、いよいよ善光寺が見えてきました。参道から最初に到着するのが「仁王門」です。

 

 

迫力のあるその出でたちは、善光寺に来た事を意識してしまいます。金剛力士さまが鎮座されております。

 

 

そしてこの仁王門をくぐって、お土産屋などが軒を連ねる参道を歩き、いよいよ境内に向かいます。すでに「山門」が視界に入ってきました。

 

 

このにぎやかな参道も良いですよねー。古くから全国各地の方が往来してきた善光寺ならではのような気がしますよね。

 

 

そしていよいよ境内へ到着。山門に歩みを進めますが、その大きさがこの距離でもわかります(驚

 

 

この「山門」は1750年(寛延3年)に完成したそうで、修復を経て現代まで伝えられています。重厚なつくりだけではなく、その歴史の重みなども雰囲気からなんだか感じられるようです。ちなみにこの山門は重要文化財に指定されています。

 

 

そしていよいよ本堂境内に。善光寺といえば香炉が有名ではないでしょうか。

 

 

はい、こちらですね。煙がモクモクと立ち上る香炉で身体の悪いところにその煙をもってなでたりと、正式な参拝方式か確認したことはありませんが、みなさんそのようにやられています。もちろん、当方も同じようにいつもやってますがw

 

 

この線香の束は何度やっても火が燃え上がってしまうので、いつも注意をしながら香炉にあげています。これだけ本数があると、少し風がふくとすぐに火がついてしまうんですよね。皆さん、参拝時は火傷に気をつけて。

 

 

 

そしていよいよ 日本仏教の根源 善光寺 本堂に向かいます。

 

 

1400年の歴史があるといわれる善光寺、本堂です。もう言葉はいりません。参拝する事に意味も意義もありがたみもあります。おごそかに本堂内に歩を進めて参拝します。本堂内は撮影禁止の為、ここまでですね。

 

 

寺院によくあるこの「卍」ですが、様々な意味があるようです。近代では逆卍などで悪いイメージもついていますが、そもそもこの卍=万字、と別字があるくらいで、基本的におめでたいマークであり、とても古い歴史を持っているみたいです。悪いイメージのついたあのマークはそもそもこの卍とはまったく違うものといわれています。背景も諸説あるようですが、大元の仏教やヒンドゥー教の寺院からしてみると困った感じでしょう。インドなどでは魔よけの意味もあるとかです。

 

 

そしてこの本堂は国宝に指定されており、現存の本堂は1707年に竣工されたとのこと。現存するものでもすでに300年を経過しているんですね。この本堂の目玉といえばですが、「お戒壇巡り」です。本堂内にて巡ることができますので、初めての参拝の方は必ず巡ってみてください。

 

 

 

 

いかがだったでしょうか。善光寺は宗派問わない懐の深い、日本仏教の源泉ともいえる寺院です。長野に出向いた時とは言わず、善光寺詣でを目的に長野に出向いてみるくらいの価値があるようにも思います。

 

7年に一度は特別行事として「善光寺前立本尊御開帳」なるものがあります。前回は2015年だったので、次回は2022年でしょうか(数え年で7年、丑と未の年とのこです。正確な開催年は未確認ですのであしからずご留意を)。善光寺の一大行事でもありますので、少し先ですが、善光寺詣でを計画されてみても良いかもですね。

 

 

それではー。

 

 

 

 

地図

 

 

行程

 

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