ホームエリアの中部国際空港に次いでよく利用する空港が、ここ関西国際空港です。日本で初めての24時間稼働している空港として、関西に建設されたことは記憶にも強く残っていますが、ここ近年までは業績もそこまで奮っていなかったように思います(個人的な主観ですのでご了承ください)。
しかし、LCCの登場によってこの関西国際空港は、かつてとは全く状況が変わっていきましたよね。
そう、それは日本初のLCC「Peach Aviation」の拠点空港として第2ターミナルが華々しく稼働していることです。LCCは早朝や深夜帯に運行されることが多い為、日本の既存空港では対応が難しい面が多いといわれているのですが、ここ関西国際空港は埋め立てて造成された海上空港ということもあり、その機能を存分に発揮できる環境にあるのかもしれませんね。
そのPeach Aviationは従来からの第1ターミナルではなく、専用の第2ターミナルで運行されています。第2ターミナルは同じ空港敷地内といっても全く別の位置にあるので、利用の際は時間的な余裕をもっておくことをお勧めします。そんな第2ターミナルまでの道のりなどを見ていきましょう。
関西国際空港までの鉄道アクセスは、JR(青)と南海電鉄(赤)の2つの鉄道会社が乗り入れていますので、出発地に合わせて使い分けをすることができます。なんばからですと、南海のほうが利便性があ高そうですが、京都などからであれば、関空特急などが運行しているJRのほうに軍配があがる感じでしょうかね。
鉄道で空港駅に到着して改札を出ると、そこはもう空港の玄関口です。第1ターミナルは同建物内で移動すればよいのですが、第2ターミナルは改札を出て右側へ進んでいきます。
そう、看板に書かれているとおり、第2ターミナルへはシャトルバスで移動が必要なんです。だから時間に余裕をもっておいたほうが無難ということなんですよ。シャトルバスの運行間隔は短く、頻繁に回走しているのですが、なんだかんだで、ターミナルまでに15-25分程度かかると思っていたほうが良いかと思います。(改札を出てからターミナルにつくまで)
看板の脇にはシャトルバスの発着場が建物足元にある、エアロプラザへの連絡通路があるのでこれを直進。
これがエアロプラザ。
建物に入ったらこの画像のようなホールが広がっていますが、向かって左方向に向きなおして進みます。建物内にはこのような案内版があるので、間違えないように進むのが無難ですね。
少し進むとすぐに建物外に出られます。
外にはすぐに、下に降りるエスカレーターが。この下に、シャトルバスの発着場があるのです。
はい、ようやくといっても慣れていればすぐの距離ですが、第2ターミナルへの玄関口ともいえるシャトルバスにたどり着きましたね。
はい、速攻で乗り込みまして、そこから約10分程度でしょうか?
はい!第2ターミナルに到着です。
第2ターミナルは前述のとおり、LCC専用のターミナルなんですが、シンプルなつくりなので、特に迷うこともないかと。コンビニやカフェ、喫煙スペースなどの施設などもありますので、多少くつろぐこともできますしね。
登場手続きを行い保安検査場を通過すると、あとは搭乗を待つばかりですが、ここにも軽食や売店など、思った以上にしっかりとしている印象です。
まだ新しい施設という事もあって、気持ちよく時間を過ごせますね。あ、フルキャリアとは違いますので、ラウンジなどは見当たりませんが、旅慣れた人たちには十分すぎる環境だと思いますよ。
最後に関西国際空港はコードが「KIX」と呼ばれているのですが、専用のポイントカードが存在します。利用ごとに所定のポイントが付加されるようなので、関西国際空港をよく利用されるかたは作っておくのもよいかもしれません。当方も毎度思うのですが、作るのを忘れてしまうんです。その場では作れず、インターネットからの申込みになりますので、これも時間のある時に早めにやっておくことが大切ということですかね。
日本国内でも有数の関西国際空港はLCCが特に活況な空港です。これから第3ターミナルの建設計画もあるなど、今後もますます賑わいそうで、これからも目が離せません。是非ご参考になってみてください。
関連リンク