太平洋フェリー 片道フルパック で船内3食を愉しむ

Car ferry

 

いつも太平洋フェリーを利用する際、事前にインターネットで予約購入を行っているのですが、まれにぎりぎりまで行程が決定せずに、直前の手配になる事があります。その場合、早割などはもちろんないのですが、別の意味でお得な 太平洋フェリー 片道フルパック がありますので、今回はそのご紹介を。

 

 

 

本記事のレポートは2017年11月乗船時のものになるのですが、ぎりぎりまで帰路の日程が固まらなかった為、直前での購入手配となりました。しかもインターネットではなく電話での手配でした。

 

太平洋フェリー 片道フルパック を早割りと比較してみる

 

このプランは電話、インターネットともに手配可能ですが、当日の予約手配の場合は電話のみとなりますので注意が必要ですね。ポイントとしては、仙台⇔名古屋間でしたら早割りでS寝台を予約手配して、3食全て船内レストランを利用した場合は、そこまで金額に差がなかったりします。ちょっと料金を計算して比較してみましょう。(※投稿時点での料金表で試算してます。)

 

 

早割り(航路:仙台-名古屋間 食事:船内で3食利用 片道利用)
  • S寝台早割り 4,900
  • 3食料金 (昼:1,000  夜:2,000  朝:1,000)
  • 合計:8,900
片道フルパック(条件同様 インターネット予約)
  • S寝台片道フルパック 10,800
  • 合計:10,800

 

差額は2,100ですね!少しでもお得にという場合はもちろん早割りを予約されて、別途船内で3食分の費用を支払ったほうがお得ではあります。ただし、早割りは運行時期によってはすぐに埋まってしまう為、回避手段としてクルーズパックを予約されるのも一つの手かと。船内レストランを利用されない場合はもちろんなんとしも早割りにて手配したいところですけどw

 

ちなみにこれは区間毎に多少金額の差額が変わってきますので、もう一つ苫小牧-名古屋間で比較してみます。

 

早割り(航路:苫小牧-名古屋間 食事:船内で5食利用 片道利用)
  • S寝台早割り 7,200
  • 5食料金 (昼:1000×1  夜:2000×2  朝:1000×2)
  • 合計:14,200
片道フルパック(条件同様 インターネット予約)
  • S寝台片道フルパック 17,000
  • 合計:17,000

 

差額は2,800!行程のわりにそこまで差額が広がりませんね。ここまでくると結構、片道フルパックのお得間も強く感じてしまいます。

 

船内に食料を持参で乗船する場合は、もちろん船内レストランの利用は不要となるわけですが、やはり持参食料だけだと少し物足りないものですよね。当方も1食か2食は早割りで乗船した際に利用する事がありますので船内レストランの利用についても十分に検討されてみても良いと思います。

 

セミスイート以上は全て食事が付いているのと、そもそも早割り設定がないため特に考える必要もないですね。当方もそのうち、利用してみたいものですが、なかなか機会がないので残念な限りです。

 

仙台港から乗船

 

 

今回は電話予約で購入手配をしたのですが、乗船券に発行は変わらず港で行ってもらいます。今回は電話で手配を行った関係で乗船手続きをWebで行う事が出来なかったので、用紙に記入してカウンターへ。

 

 

太平洋フェリー 片道フルパック

 

そして乗船券を発行してもらったら2F にあがります。

 

 

仙台港は2階からの乗船となります。ながーいボーディングブリッジを通って船内へ向かいます。仙台港のこのボーディングブリッジの途中に絶好の撮影ポイントがあったりしますので要チェックです。

 

太平洋フェリー 片道フルパック

 

地上からももちろん撮影できるのですが、少し高さのあるところからの撮影のほうがなんとなく良い感じしますね。

 

参考までに地上から撮影した一枚↓

 

 

そしてボーディングブリッジを通って船内に入ります。

 

 

荷物を寝台に置いて整理してから早速昼食のためにレストランへ向かいます。

 

 

いしかりでの昼食

 

いしかりのレストラン「サントリーニ」にて 太平洋フェリー 片道フルパック の最初の昼食をいただきます。3食すべてこのサントリーニにお世話になるのですが、仙台港から名古屋への行程では乗船時間が12時ですでにお昼時で、乗船時からすぐに利用する事ができるようになっています。苫小牧から利用されている方もいるでしょうからね。

 

 

サントリーニではビュッフェ形式での食事となります。

 

太平洋フェリー 片道フルパック

 

様々なメニューが用意されているので好みで選んでいきます。

 

太平洋フェリー 片道フルパック

 

この日は朝ご飯を食べておらず、空腹だった為がっつりと!壁際の席で仙台港をみながらゆったりと昼食を頂きました。

 

 

 

そして名古屋へ向けて出港

 

昼食をとったら出港時間になったので、デッキに出て出港シーンを堪能です。

 

 

 

ちょっとニッチですが、車の乗船ゲートの閉鎖時の動画を撮影してみましたので、あわせてご紹介しておきますね。

 

さあ、いよいよ仙台港を出港して一路名古屋へ向かいます。

 

 

 

出港後は夕食まで船内で作業に没頭して船内での時間を過ごしました。

 

 

いしかりでの夕食

そして日も暮れてきて夕食の時刻になりました。

 

 

昼食と同じくサントリーニでの食事となります。

 

 

少し時間を遅らせてから行くのがポイントかもしれませんね。ツアーの方などが営業開始時に結構列を作られてましたので、気持ち時間をずらしてから向かいました。

 

 

時間をずらすことのデメリットがあるとすれば多少メニューが欠品している事があるかもしれないという点です。常時補充はされているようなのでそこまで心配する必要はなさそうですが、営業時間も終盤になってくるとさすがに補充はなさそうですので、上手い具合に時間を見計らうのが重要ですかね。

 

 

みなさん思い思いに夕食を楽しまれていました。

 

太平洋フェリー 片道フルパック

 

はい、この日の夕食はこんな感じですね。夕食もしっかりといただきました。

 

 

夕食後はまたゆっくりと船内での時間を過ごして、22時からの船内上映の映画などを楽しんでから就寝し、明日の名古屋港への到着を待ちます。

 

 

いしかりでの朝食

 

そして朝を向かえ、下船の準備を一通り行ってからサントリーニでの朝食に向かいました。

 

 

朝からしっかりと朝食を頂くとその日一日得した気分になるものです。船内で頂く朝食もこの日一日の活力ですからしっかりと朝から頂く事に。

 

太平洋フェリー 片道フルパック

 

下船準備を済ませていましたので、朝食はゆっくりと頂く事ができました。このとき既に名古屋港までそこまで距離もない位置です。セントレアの横を通って、名古屋港の風景を眺めながらの貴重な時間となりました。

 

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今回利用した片道フルパックは、3食全て利用できるので食材を持参する必要がなくなんの憂いもなく乗船して、船内の時間を楽しむ事ができるのではないですかね。お得度や、船内での食事の必要性(回数など)とあわせて場合に合わせてプランを選択してみるのも良いかもしれませんね。

 

それでは是非ご参考をー。

 

 

 

地図

行程

  •  乗船日:2017年11月17日
  • 区間:仙台港→名古屋港
  • 運賃:片道フルパック-S寝台 10,800

関連リンク

 

 

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