鹿児島市内にも日常の足として市営電車、そう路面電車網があります。運賃の安さと小刻みに市街地を移動できるのが路面電車の魅力ですよね。鹿児島市電は様々な車輌の走るバラエティに富んだ内容が目に付きました。
鹿児島に入った翌日の朝から鹿児島市電を利用します。この日は市内中心部を移動する日だったので朝一、鹿児島中央駅よりスタートしました。
市内をいったりきたりする為にフリーパスなどがないか調べてみると、ありましたね。この手のものは大体どこでもありますので、まずは調べてみるのが肝要かと。これでこころおきなく乗ったり降りたりできるというものです。
ちなみにこれがその1日乗車券(600円)です。なんと冊子形式になっているのが新鮮でした。
一瞬使い方で困惑したのがこのスクラッチです。使用する該当日にあたる、年、月、日の部分を削って使用する形です。手が込んでますよね。
さらに関連施設などの優待情報までついています。これで600円はお得ですねー♪使わないと損ですw
さて、その1日乗車券を使って鹿児島中央駅から、谷山まで向かいました。
途中一度、郡元で乗り換えての移動です。鹿児島市電は2系統で運行されているので、目的地に応じてこのように乗り換えが必要になります。
そして谷山は鹿児島市電1系統の終点になるのですが、ここにはもう一つのトピックスがありました。
日本最南端の電停!!!
まったく考え付きませんでしたねw たしかにそうですよねー。ちょっとサプライズでテンション高めになりましたね。鹿児島には本州最南端などがいろいろありそうですが、電停の最南端も一見の価値ありかもですよ。
終点だけに実にいろいろな車輌が入線しては発車していく様を見ることができました。この昭和感あふれる車体を見ると路面電車の風情が一層引き立ってきます。
時代を感じる横並びですよね。見るだけでも楽しいです♪
この日はこのあと天文館まで市電で移動したりして鹿児島市電を堪能したのですが、翌日の鹿児島最終日にも反対側の終点である鹿児島駅に出向いてみました。
三台横並びはさらに見ごたえありました。
ちなみにこの鹿児島駅は市電の駅名称としては「鹿児島駅前」となります。JR鹿児島駅の前ですから確かにその通りでした。鹿児島に入るまでは特に駅のチェックなどは行っていなかったのですが、中心部は鹿児島中央駅、天文館となっていて、ここ鹿児島駅のまわりは少し静かな感じでした。県庁所在地の名前の駅だけにすこし想像と違っていたのですが、逆に古きよさを感じるといった側面もあったように思います。
駅舎や、架線、諸々の雰囲気がナイスですね。そしてJR鹿児島駅をバックに記念にパチリと。
ここ鹿児島駅から桜島へのフェリーターミナルは歩いていけるくらいの距離ですので、観光には使いやすいかもしれません。桜島観光のついでに鹿児島駅、そして市電利用といった行程もなかなか乙ですかね。
それでは、みなさまご参考下さいー。
地図
行程
- 利用日:2017年12月7日-8日
- 運賃:1日乗車券600円利用(12/7のみ)