長野・松本出張の帰路に今回は「特急しなの」を利用することに。中央線は数少ない特急列車が運行されている路線でもあるため、新幹線とは違った楽しみがあるというものです。「特急」って聞くとなんだかわくわくしますよね。
松本→名古屋間での利用ですが、特急ならではの車両乗車口の案内がホームにはあります。わかりやすいですよね。今回は最終便に乗車したのですが、サラリーマンの方などいろいろ利用される方が見えたように思います。
そして、「しなの」が入線してきました。この特急しなのは始発駅が長野になるため、松本からの利用だと、週末の最終などは自由席は危険だったりします。利用する際は曜日や時間帯などを見定めて指定を早めにとるほうが良いですね。
名古屋⇔松本間は料金なども踏まえると、高速バスとの競合が結構激しい印象で、個人的にもどちらかといえば、高速バスを利用することが多いのですが、特急の利点は所要時間だと思います。公共交通機関での移動では、当該区間では最速です。安全安心ですしね。
時間の余裕や料金などを踏まえて使い分けることをおすすめします。
車内もシンプルな二人がけですが、特急列車の大きなポイントは、やはり荷物置き場かと。
当方の最大サイズのリモワでもご覧のとおりです。新幹線にはない大きなメリットですね。しかし、個人的な特急列車へのポイントは個性をいつも求めてしまうので、この「特急しなの」はなんだかシンプルでいつも物足りない気持ちになります。それだけに利用も優先的にはならないのかもしれません。旧国鉄時代の車両は全国的に少なくなってしまいましたが、特急列車の個性は今の時代では、観光列車などに代表されるように見直されてきているように思います。それだけになんだか惜しい気持ちになるんですよね。
とはいえ、名古屋までの行程では、このしなのが最速達なので快適な時間を過ごすことができました。
名古屋、松本は意外と近いと再認識できる区間なので、ぜひみなさんも特急と高速バスと比較して旅程の参考にしてみてください。
地図
行程
- 乗車日:2016年7月7日
- 区間:松本→名古屋
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