仙台へのお伺いが2015年より増加しているので、このフェリーターミナルには馴染み深い印象です。そこまで大きくはないのですが、レイアウトの妙でしょうか?なんだかしっくりくる感じで良いんですよ。今回は出張の往復を太平洋フェリー利用なので、この仙台港フェリーターミナルも記事にまとめてみたいと思います。
仙台駅前から仙台港への路線バスを利用したアクセスのご案内も別記事にてご紹介してますので合わせてご参考下さい。
建物自体の外観は見てのとおりコンパクトです。タクシーの送迎場があります。建物のすぐ脇から、太平洋フェリーの大きな船体も視界に入ってきます。あと、画像にもありますが、東日本大震災の際の津波の到達地点をしめす標識が取り付けられており、当時の記憶をその壁にとどめているのを見ることができます。これを見ると、あの日起こったことがいかに甚大な被害だったかを考えさせられます。
建物内部は2階建て構成です。
1Fは乗船手続きのカウンターがありここでまずは手続きを完了させます。他には、太平洋フェリーで運行している3船の概要を紹介したパネルと、一番新しい「いしかり」の模型が展示されているくらいです。
2Fへは階段とエレベーターで上がることができるのですが、乗船口はこの2Fからです。
待合スペースを思いのほか広く感じます。仙台港フェリーターミナルの素敵なところは、小さいながらもイートインのお蕎麦などを食べられる軽食堂とお土産屋があることでしょう。
少しの待ち時間の間でもやっぱりこういった施設があると旅情豊かになりますよね。そして、待合スペースからも船体を眺めることが可能です。
この仙台港フェリーターミナルの個人的な鉄板ポイントは建物の中ではなく、実は外にあります。
手続きカウンターの横に通路がありますよね?ここを通り抜けると建物の裏側に出られるんです。
船体をより間近に見ることができるので、ここは外せませんね。ただし、港湾関係者以外立ち入ってはいけない区画が多いのと、車やトラックの往来が多いので、作業の邪魔にならず、且つ安全に注意する必要があります。くれぐれも柵をこえたりはしないようにしないといけません。
これが近づける範囲で一番近くからの眺めですね。ボーディングブリッジのしたから船首を一望です!
ここは毎回飽きずに必ず撮影していますが、とにかく眺めが良いのと、船体の見える角度でしょうかね。格好良い写真になるんです。
そして、乗船時間になったら、ボーディングブリッジから乗船を行うわけですが、ここでも一つポイントが。
建物から入って、すぐのところに分岐がありまして、もちろん、乗船口へ向かって歩きます。ここで一呼吸おいて、右側の通路にはいると、ガラス越しですが、またもや絶好の撮影ポイントがあるんです。
昨年の写真ですが、そのポイントで撮影した画像がコレ↓
どうですか?ベストアングルでしょう!意外とこのポイントで撮影する方みかけないので、盲点なのかもしれませんね。仙台港に到着する場合でもここでの撮影も外さずにしておきたいところです。
こういったフェリーターミナルは、船旅の基点になる重要なポイントですが、その役割上、なかなか施設が充実をいうわけにはいかないんだと思います。しかし、少しひもといてみると、いろいろな楽しみを見出せていけますので、これを機に是非ご参考になってみてください!
地図
行程
- 利用日 : 2016年10月19日、2016年10月23日
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