NHKの連続ドラマで話題になった、NIKKAウィスキー。その発祥の地がこの余市になります。3年ほどまえに一度、出張の合間を縫って訪れたことがあります。この余市は小樽からそんなに距離はないのですが、出張の際の当方の行動地域から外れているのでまた再び訪れる事ができるとは思ってもみませんでした。
JR余市駅から歩いてすぐのところに、余市蒸留所はあります。駅の目の前からまっすぐ見えるくらいの位置ですね。
重厚なエントランスに出迎えられるのですが、この余市蒸留所はなんと見学無料で立ち寄る事ができるのです、これは嬉しいところでした。所内はそれなりに広いスペースで、様々な施設や建物などがありますので、じっくりとみられる場合は時間に余裕があったほうが良いです。今回、当方は約1時間程度の時間で見て回ることに。
今回の見学ではラッキーなことに、ポットスチルが稼働日だったようで、実際に火が入っている様子を見ることができました。
前回来たときは火が入っていなかったと記憶しているので、これはとてもラッキーです。
くべられる石炭がすぐ目の前に積まれていましたが、あらためて考えると、なかなか石炭自体にもお目にかかれることはないですよね。この石炭をくべて蒸留を行っているようです。
貴重なポットスチルの稼働状況を見た後は、他の施設も足早に回りました。
往時を忍ばせる家なども残されていたりと、見どころは満載です。ドラマを見ていた方でしたらなおさらリンクするんじゃないでしょうか。ドラマはフィクションとは言え、モデルとなった実話が存在します。それがこのNIKKA余市蒸留所には随所に感じる事ができました。
また、所内には有料・無料の試飲コーナーもあるため、ウィスキー好きにはたまらないかもしれませんね。貴重なデッドストックの廃盤品などもテイスティングする事ができるようでしたので、当方も2杯ほどなめる程度のテイスティングを楽しみました。※2017年1月8日より試飲の方法が変わるそうなので事前にご確認をお勧めします。
日本ウィスキーの発祥の地ともいえるこの余市蒸留所ですが、大阪の山崎と並んで一度は訪れる価値があると思います。近代日本の一つの文化が生まれた様を感じれるのではないでしょうか。お酒の好きな方もそうではない方も、またドラマきっかけで知った方なども、北海道旅行の行程の参考にしてみてください。余市は、海沿いの町ですので、海産物でも有名です。夏場などはウニのシーズンにもなるようなので、合わせて楽しみたいですね。
NIKKA余市蒸留所ではおなじみのマークが出迎えてくれますよ!
地図
行程
- 見学日 : 2016年12月15日
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