
松本へ出張の際、少しだけ待機時間がとれたので松本市美術館に足を運んでみました。同館は松本駅から歩いてもいけるくらいの距離なので、アクセスも良好な立地にあります。ずいぶん久しぶりに訪れてみたのですが、偶然にも 草間彌生 さんの展示会が開催されていてびっくりでしたね。
松本市美術館は開館15周年のようで、その記念展示会として開催されていたようです。
草間彌生 松本市美術館 会館15周年記念 ALL ABOUT MY LOVE
- 会期:2018年3月3日~7月22日
- 会場:松本市美術館
展覧会の公式ホームページも開設されてましたので、会期は終了してますがご興味のある方はこちらのリンクからどうぞ。
草間彌生 さんは松本のご出身
草間さんは松本市のご出身ということもあって、現在は同市との縁も強いようですね。松本市美術館には常設展示などもありますし、松本市内のそこかしこに、草間さんを感じれるものがそこかしこにあったりもします。
今回は展覧会開催期間中でもあったので、さらに色々なところで、草間さんのエッセンスを感じられることができましたが、期間に限らず、あの独創的な水玉模様をラッピングされたバスなども市内を運行しているので、草間さんファンのみならず松本を訪れる際には要チェックなポイントかもしれません。
草間彌生 松本市美術館 には常設展示が
世界的に有名な 草間彌生 さんですが、松本市美術館には展覧会に関わらず、常設展示品がありますので、全国的にも訪れる方々が増えたのではないでしょうか。
松本駅からは歩いて約15分程度のところに松本市美術館があります。
松本駅からしばらく歩くと緑の立ち木が並ぶ区画が見えてきたらもうすぐ入り口です。
立ち木の隙間から展示物から強烈な存在感が見て取れます。
今回は偶然にも展覧会開催期間中でしたので幸運というほかなかったです。この看板を横目に美術館の入り口へ向かいます。
何度か目の訪問なので特段驚きはしませんが、初めて訪れる方などはこの段階で歓声を上げている方などもちらほらと見かけました。それぐらい草間さんの知名度と人気、そして、この美術館に施されたラッピングのインパクトが強いということでしょう。美術館慣れをしていない当方にとっては、美術館にはどうしてもお堅いイメージを持ってしまっているのですが、ここ松本市美術館は、この外観なども含めて気分を高揚させてくれるようにいつも感じていたります。
そしてエントランスの脇の屋外展示スペースに常設展示の「幻の華」が鎮座していました。
もはや言葉はこの段階でいらないですねw いかがですか?この圧倒的な存在感!これを観るだけでも松本まで来る価値が十分にあると思いますよ。館外からこれですから、館内で展覧会など見てしまうともうお腹いっぱいになってしまいそうなくらい気分が高揚してきます。ひとしきり「幻の華」を観てから館内の受付へ進みました。
ALL ABOUT MY LOVE 草間彌生 2018
松本市美術館開館15周年、松本市市制施行110周年記念として、「草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛の全て」が開催されていました。この日は平日でしたが多くの方が訪れていて、草間さんの人気の高さを感じました。
かぼちゃが一つ有名な草間さんですが、個人的にはこの受付横に展示されていた「考えるかぼちゃ」がなんだかとても心に強く残っています。
そして受付をすませて館内案内をうけとりいざ展覧会スペースへ歩を進めました。展覧会スペースではほぼ撮影不可なのですが、部分部分で撮影可の展示物などもありましたので、少しご紹介しておきます。
まず、受付から順路にしたがって上階に歩を進めるとそれが視界にいやおうなしに飛び込んできました。
こういった順路案内もなんだか良いですよね。
ヤヨイちゃんと、トコトンです!もうここでも言葉はいりませんねw ほんとこれだけでも十分に満足してしまいそうだったので、しっかりと気を持ち直して会場スペースに向かうとします。
3階が第一会場だったのですが、ここからは撮影不可となります。でも撮影不可となれば、集中して展示物を観覧する事ができますので、個人的にはそのほうが良いですかね。
そして第一会場の観覧を終えて出てきた後は、少し寄り道して同じく3階にある美術情報図書室ものぞいてみました。
これなんだと思います?草間さん版の「不思議の国のアリス」のオブジェでした。もちろん、1階の物販コーナーにてこの絵本を購入する事ができるのですが、なんだかこのオブジェもツボでしたね。この時は購入してないのですが、機会を見て「不思議の国のアリス」を購入してみたいものです。
そして2階の第2会場へ向かいました。
3階から第2会場の入り口を見るとなんだかとんでもないものに凝視されます。すごい存在感ですよ。これは「真夜中に咲く花」という作品です。
そして第2会場に歩を進めたのですが、第2会場内では一部展示品が撮影可になっておりましたので、少しだけ撮影させていただきました。
そんな中で個人的な好みがこれです。
この作品は「青い水玉」という作品で2010の作品でした。何が好みだったかというと、やはり言葉には上手く表せないですね。とにかく好みであり、とにかく印象に残った作品です。
その他の展示物ですが「わが永遠の魂」シリーズのスペースが撮影可になっていました。
もう少し撮影はしていたのですが、ちょっとだけの紹介にしておきます。やはり自分の目でみるのが一番でしょうからね。
そして第2会場も観覧し終えて、そのまま1階へ降りていきました。あとは、物販スペースをのぞきつつ、屋外の常設展示を眺めたりして有意義な時間を過ごしたのでした。
やはりこのかぼちゃは別格の存在感ですよね。
自動販売機もごらんのとおりですw
いかがでしたでしょうか?今回は出張の隙間時間で1時間強時間に余裕ができたので、何も考えずに松本市美術館まで行ってみたのですが、偶然展覧会開催中に出会えてしまったのは幸運でした。常設展示品だけでも十分すぎるほどの価値があるわけですが、展覧会ともなるともうお腹いっぱいですwとても充実した時間を過ごす事ができました。
松本市美術館はこういった見ごたえのある展覧会はもちろんですが、草間さんの作品が一部常設展示されているなど、とても訪れるだけの価値の高い美術館のように思います。市内中心部で歩いてでもいける距離なので、松本市に訪れた際は是非はずしたくないスポットですよね。
みなさま是非ご参考をー。
※この展覧会はこの投稿時点ですでに終了してますのでご注意くださいね。
松本市美術館
- 開館時間 9:00~17:00(入場16:30迄)
- 休館日 月曜日(祝日の場合は次の最初の平日)・ 年末年始、他
- 住所 〒390-0811 長野県松本市中央4-2-22 TEL: 0263-39-7400
地図
行程
- 訪問日:2018年6月19日
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