中国JRバス 浜田道エクスプレス

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広島生まれ広島育ちの当方は、両親が島根出身ということもあり、現在は島根にある実家に定期的に帰省しています。山陰地域は交通網が山陽側に比べて利便性が限られる為、長距離移動の際は、経由地などを考える必要がままあります。


 

 

日本海側の地域の多くで同じような状況ではあるかと思うのですが、山陰地方はそんな中でも鉄路の充実度が低く、自家用車を中心とした車が必須の地域です。当方も以前は車で帰省していた時期もあったんですよ。乗り換えとか時間効率を考えると、運転の労力をかけるほうが幾分楽に思えまして。

最近では公共交通機関を基本的に乗り継いで移動をしているのですが、やはりこれが安心で安全ですかね。移動中は眠っていられますし。そんな公共交通機関の移動では主に広島を経由する事が多いのですが、これがまた広島への高速バスが割高にいつも感じていまして、それを回避する策として、「広島を経由しない移動」を時間の都合がつく限り優先していたりします。すべては費用を抑えるためでもあるのですがw

島根県西部の石見(いわみ)地域が当方の実家のある地域なのですが、その主要都市である浜田市から大阪までの昼行バスが一日2本運行されているんです。それが今回ご紹介する「浜田道エクスプレス」。この地域の方々にとっては、バス一本で大阪まで出られてしまう、とても便利な路線です。時間は少々かかりますが、広島まで高速バスで出て、新幹線に乗り換えて大阪へ向かうのと比べて、1時間~1時間半程度の差でしょうか。乗り換えの手間や、費用的な事を比べると、この「浜田道エクスプレス」の魅力はとても高いように思えます。

 

年間、数回この路線を利用しますが、今回は浜田→大阪で利用してみました。

中国JRバスが運行するこの路線で使用される車両はおなじみのハイデッカータイプの車両で2列4人掛けのシート配置です。

今回は実は久しぶりの利用だったのですが、車両が新しくなっていてびっくりでした。これまでに運用されていた車両と大きく違う点がこちらです↓

じゃん!! コンセント完備!!!

これは長時間乗車が前提となる、高速バスには今では必須の設備とも言えます。この路線は今では珍しくなくなった、Docomo Wifiの設置自体は他の路線と比較してもかなり早い時期に導入がなされていたのですが、どういうわけかコンセント設備だけ車両のかんけいからかなかったんですよね。全ての運用車両で導入されているかはわかりませんが、間違いなくこれは吉報です。

シートまわりは特に変わった感じではなく、これは他の路線と同じだと思ってもらっても大丈夫かと。

今回は最後列の席を確保したので、後ろを気にする事なく、背もたれを倒す事ができました。

 

 

車両に乗り込んで発車した後は、浜田道に乗り各乗車停留所に立ち寄りながら一路、最初の休憩地を目指します。最初の休憩地は七塚原SAです。

 

ここは広島県にあるSA。この路線では島根→広島→岡山→兵庫→大阪を通っている中国自動車道を走るのですが、広島県に立ち寄る最初で最後のSAがここ七塚原SAです。

もみじ饅頭などの広島のお土産が必要な際などは、ここで購入するのが最初で最後となりますので、ご参考ください。残念ながら、広島市内でよくみられる、藤い屋や、にしき堂などはおいてませんのであしからず。

 

そして、大阪までの行程では、あと2回、計3回の休憩があり、だいたい1時間半程度の間隔で10分程度の休憩をとることができます。けっこう丁度よい間隔なんですよね。

中国自動車にあるSAも改装が進んで充実度があがってきたように感じます。地域ごとの特産品や銘菓などもみることができるのも長距離路線の魅力かもしれません。

そして最後の休憩地ではトイレや食材の購入をする事を個人的におすすめします。浜田から大阪へは、朝とお昼前の便が出ているのですが、お昼の便を利用すると、中国自動車道と山陽自動車道の合流を代表に、短い間に3つものJCT合流がある地点に差し掛かるのが夕方にあたってしまうんです。渋滞情報などでおなじみの「宝塚トンネル」もこの区間にあったりします。

 

 

交通集中だけでなく、合流が多い事や、坂道のアップダウンが長く続く区間のためか、事故渋滞もよく起こってますので、到着遅延がまま起こります。これまで利用したなかで当方が経験した一番大きな遅延は1時間半強でした。

 

今回も実は交通集中などで1時間弱の遅延が起こったのですが、利用したのが日曜ということもあってこれはしょうがないですかね。利用の際には時間の余裕を見られることをお勧めしておきますね。

 

そして渋滞を抜けて、阪神高速に入ると、夕陽がしずみかけていました。

ここまでくれば終着の大阪駅BTはもうすぐそこです。

 

6時間強の乗車の末、無事大阪に到着です。

今回も多少の遅延はありましたが、快適なバス旅でした。大阪駅の高速バスターミナルは各地への路線が運行されているので、意外と便利な路線がまだまだあるかもです。

浜田道エクスプレスは今後もお世話になっていこうと思います。みなさまも是非ご参考下さい。

 

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地図

行程

  • 区間:浜田駅→大阪駅高速バスターミナル
  • 乗車日:2017年4月16日

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