関電トロリーバス / アルペンルートの難所「大破砕帯」 扇沢⇔黒部ダムを移動

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立山黒部アルペンルートは過去に何度か足を踏み入れたことがあったのですが、多くは富山側から立山登山に利用した時でした。今回は出張の空き時間を利用して、晩秋の黒部ダムに長野側から訪れてみたのですが、玄関口である扇沢から黒部までは特殊なバス、「トロリーバス」が運行されています。

 

 

松本&長野出張で半日ほど時間がとれたこともあり、せっかくの時間を有効に且つ、有意義に使おうと思案した結果、黒部ダムに行こうと決断。前日の宿泊先である、松本・塩尻エリアからスタートです!

 

 

松本・塩尻からアルペンルートの長野側の玄関口である、扇沢までは車で小一時間程度。しばらくはしるとご覧のような林道になってきます。標高もあがってきますので、気温も下がってきますので、お出かけの際は防寒対策が必要ですね。

 

 

扇沢駅周辺になるとご覧の景観!もう完全に山の世界に足を踏み入れた感覚。しばらく登山をしてませんが、この感じが好きなんですよ。次の夏シーズンは久しぶりに登山に興じてみたいと思ったりします。

 

そして、いよいよ扇沢駅に到着!

 

 

アルペンルートは一大観光ルート言う事もあり、玄関口の扇沢駅はなかなか立派な施設です。背後の北アルプスの威容が非日常感を味あわせてくれること間違いなしですね!

 

 

 

さっそく市営の無料駐車場に車を止めて駅舎に向かいます。ちなみに駅舎直下の駐車場は有料となっておりました。

 

 

駅舎の入り口にてトロリーバスの乗車券を購入するのですが、ご覧のとおりのアルペンルートの料金表が。長野から富山まで県をまたいでの壮大なルートでることがわかりますよね。今回は時間の関係上、黒部ダムまでしかいけませんが、またいつかルートを踏破してみたいです。

 

駅舎の中には、展望台や売店などいくつかの施設がありました。

 

 

モンベルのアウターが販売されていたのが個人的にツボでしたが、アルペンルートの環境を考えると、ふらっとなにも考えずに立ち寄った方々などは防寒具がない場合もあるでしょうから、ニーズにあわせて商品販売ともいえます。扇沢の時点でも1433mの標高がある為、単純計算で平地(海抜0m)の地点から換算して14度程度の気温差がある感じですかね。みなさまくれぐれも山岳地域であるアルペンルートに足を運ばれる際は、季節問わず防寒対策などを考慮してみてください。

 

そしていよいよトロリーバスの乗車時刻になり、乗車券を握り締めて改札へ向かいます。

 

 

駅員さんに切符をきってもらいいざターミナルへ!

 

 

ターミナルへはご覧のような階段をあがっていきますが少々狭いので足元を気をつけましょう。

 

 

ターミナルにあがると、トロリーバスが乗客を待ちわびて停車していました。いやーいよいよですね!

 

 

乗車をするとご覧のとおりの混雑ぶり(汗

 

黒部ダムまでの道中はトンネルの中ですが、破砕帯などみどころもある為、早めに並んで窓際席を確保すればよかったと少々悔やまれます(泣

 

そしてバスは一路黒部ダムへ向けて出発しました!

 

約15分ほどの乗車でバスは目的地の黒部ダムへ到着。ここから通路を地上へ向けてあがります。

 

 

この日は土曜日ということもあってご覧の盛況ぶり。やはりアルペンルートの人気の高さともいえますね。

そして通路をあがって到着したその景色は非日常を感じられる景観でした。

 

 

黒部ダムはまた別記事にてレポートしてますのであわせてご覧ください!

 

そして約30分ほどの滞在であっという間に復路のバスに乗り込みます。往路の反省を活かして早めに乗車する為にそそくさと移動しました。

 

 

帰りはご覧のように少し乗客の方も少なめで、最後尾の窓際を確保しました。これで破砕帯も拝める事ができそうです!

 

往路バスもほどなく出発し、扇沢へ戻ります。

 

そしてしばらくすると破砕帯通過時を狙って動画を撮影する事ができました!動きの少ない動画ですが、破砕帯はこのアルペンルートを開拓する際に、工事に関わった方々が大変な苦労を超えて完成に至った大きなポイントといえますので、是非動画をご参考下さい。

 

そして15分ほどの乗車を経て、あっと今に扇沢に戻ってまいりました。

日本でも稀有なトロリーバスを体感できるのはここアルペンルートです。全てのルートを踏破したいのはやまやまですが、黒部ダムまででももちろん価値のある時間を共有できますので是非ご参考になってみて下さい!

 

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地図

 

 

行程

  • 乗車日:2017年11月4日
  • 区間:扇沢駅⇔黒部ダム

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