本日、ニュースなどで案内されていましたが、特急車輌として長く運用されてきた485系がラストランを飾っているようですね。世代にもよると思いますが、国鉄色の時からふくめて、日本の特急列車といえばこの形といった印象がとても強く、なくなるとなると一抹の寂しさがつのります。
本サイトでご紹介している乗り物は、基本的に直近利用をしたものが中心になっているのですが、ふと思い返すと、数年前に新潟へ出張した際に利用したことを思い出し、画像を探してみました。
本当に少ないのですが、数枚だけ画像を発掘したので、思い出としてここに残しておきたいと思います。
乗車したのは2014年3月27日、新潟での所要を終え、夜の富山県高岡市でのお客様との商談に向かう道中に利用しました。新潟自体にもなかなか足を伸ばすことがないのですが、新潟→高岡となると、道中に利用する移動手段も限られます。北陸新幹線が金沢まで開業した現在においては、よりややこしくなっているかもしれませんね。
当時は、この特急北越が、新潟から金沢まで運行していました。もっと以前にさかのぼると、雷鳥なども含めて、新潟と、北陸諸都市、さらに大阪までつながっていたのが懐かしいですよね。北陸新幹線が金沢まで開通してからは、運転系統の整理や、平行在来線の第3セクターへの移管などもあり、直通の特急列車などが整理されたようで、最速の行程だと、新幹線と特急の乗り継ぎを組合す形となっており、乗り換えが増えるという意味で利便性は低下しているともいえそうです。それだけに、当時の面影を感じられる、485系の引退は時代の変節を如実に感じてしまう方もきっと多いことでしょう。
この乗車した日は、時間に追われていた事を覚えているのですが、道中、日本海を眺めながらの夕陽がきれいでしたね。少しガスってはいたのですが、印象深く覚えています。
特急列車自体が各地で廃止されていく今、こういった旅情を感じられる機会も減ってきていますので、出張・旅行に限らず、移動の際も一つの楽しみを持てる貴重な時間として楽しんでいきたいものです。
旧国鉄時代からの車輌もどんどん廃車になっていまや風前の灯ともいえますから意識して移動の際には利用していこうと思います。
みなさんも今回の485系のラストランを機に、旧国鉄車輌を振り返ってみてはいかがでしょうか。
行程
- 乗車日:2014年3月27日
- 乗車区間:新潟→高岡
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