松本と長野は同じ長野県内ではありますが、エリアが大きく離れております。長野は県北部に位置し、松本は県中部に位置しています。長野は面積の大きな県ですから、単純に都市間の移動にも多少の時間がかかる印象です。今回は 松本から長野へ在来線 を利用して移動した際のレポートです。
松本から長野への移動手段
松本から長野への移動手段はいくつか選択肢があります。今回の在来線の他、特急しなのを利用、高速バスを利用といった感じです。自家用車での移動をのぞけば3つの選択肢ですかね。
移動手段 | 区間 | 所用時間 ※概算 | 運賃 |
在来線 | 松本駅→長野駅 | 63~79分 | 1,140円 |
特急しなの | 松本駅→長野駅 | 48~53分 | 2,320円 |
高速バス | 松本BT→長野駅前 | 75~85分 | 1,200円 |
ざっくりとした概要ですが、こんな感じ。最速はやはり特急しなのを利用した場合ですが、特急料金分費用は高めになります。在来線と高速バスはほぼどっこいどっこいといった感じです。在来線は時間帯にもよりますが、概ね1時間に一本の運行です。高速バスは1~2時間の間隔で運行されていますが、平日のみの運行となっているので注意が必要ですね。在来線の高速バスに対しての最大メリットは最終電車が長野発22:47(2018年9月2日現在)とかなり遅い時間まで運行されている点です。
スケジュールに合わせてこれら3つの選択肢を上手く使い分けるとよさそうです。
松本から長野へ在来線 で出発
さて、今回は時間と経費の圧縮で松本まで高速バスで移動して、そのあと在来線で移動となりました。
在来線での長野への移動は時間にもよりますが、概ね乗り換えなしで長野まで到着できます。さっそく改札をとおってホームで車輌の入線を待ちます。
しばらくまっていると新宿から松本まで運行されているあずさで使用されるE353系が向かいのホーム先に回送されていました!
本州はJR特急がかなり廃止されてきているので、このE353系のような新型車輌は貴重です。新宿⇔松本間の移動はあまり機会がなく、今後もなさそうなので利用機会はないかもしれませんがいつか乗車してみたいですね。
そして、長野行きの車輌が入線してきたのでいよいよ長野へ出発です。
長野行きの路線で最大の見せ場の 姨捨駅 スイッチバック
この松本から長野への在来線路線(篠ノ井線)では日本三大車窓駅と言われている姨捨駅があります。
車内からの風景なので全景は写せていませんが、なかなかの絶景です。夜景などもきれいなんですよね。車で以前長野道を走行した際に姨捨SAから夜景を眺めたのを思い出します。
また、この姨捨駅を有名たらしめているのはその景色だけではなく、全国でもめずらしいスイッチバック駅であるという点です。駅にスイッチバック線で入線して、再度出発する際に本線に入りなおすかたちのようです。特急しなのの通過待ちなどもここであるんでしょうかね。景色+スイッチバック駅と2つの大きなポイントが満載されています。
今回は長野へダイレクトで移動しましたが、時間があれば、姨捨駅で下車して風景やこのスイッチバックの様子などを見てみたいものです。
景色をさりげに堪能しながら長野へ出発しました。姨捨から長野までは25分程度で到着です。
長野駅到着
長野駅は改装をされてから雰囲気ががらっと変わりましたね。駅舎も充実し、利便性も大きく向上した感じです。それであって外装デザインなどはあたたかみのあるデザインでとても雰囲気の良い駅舎の外観です。
松本、長野への移動には在来線での移動も含めていろいろ選択する楽しみがあります。高速バス、特急も含めてそれぞれにメリットがありますので、スケジュールの都合に合わせて検討されてみて下さい。
特急しなのを利用したレポートや、高速バスでのレポートなども合わせてご参考下さい!
地図
行程
- 乗車日:2018年4月28日
- 区間:松本駅→長野駅
- 運賃:1,140円
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